本の原題
留学しよう、という人なのですから、きっとみなさん、外国文学や、映画などに
少なからぬ興味があると思います。
ところが、案外、原題を知らない人が多いので、びっくりしました。
とある、アメリカ人学生と留学生の集まりで、本の話になり、日本人の女の子が
口にした題名です。
「Anne of red hair」
「Young grass story」
・・・何の作品か私にはわかるけどさ・・・
あとで数人の日本人留学生にきいてみると、本は読んだけど、原題は知らない人
が大半で、ちょっとショックでした。
留学生でも英文科出身の人には、こういうのは珍しいとはおもいます。
でも、普通は、あんまり上手に日本語の題名にされてしまうと、意識して原題を
探さないとなかなか覚えられるものではありません。
探して覚えていくことをお勧めします。
本、映画、テレビ番組などなど、上手に翻訳されているものほど、案外原題とは
似ても似つかない日本語の題名だったりするものです。
古典といわれる名作や、有名な映画の話など、原題をしらないだけで、話につい
ていけないと寂しいですよ。とくにそれが好きなときは。
こういう名詞は、会話からの推測がなかなか難しいこともあります。
感想などを話すときに、ストーリーから話し出すことはないでしょう。
内容をみてから、原題と日本語の題名をみると、すごーい、と思うものがいくつ
かありますよね。
そういうことも、話題のひとつ、というか教養のひとつかもしれません。
また、そういうものでなくても、専攻する勉強の基礎の単語はもちろん、趣味の
基礎的な単語も、覚えていくと助かるかもしれませんよ。
行ってから覚えればいいじゃないか、と思うかもしれませんが、体験して覚える
のと、準備してから体験するのとでは、身につく深さが違うと思うのです。
車の部品、スポーツのルールの単語、料理用語、などなど、英語で使っているよ
うに思っていてアメリカでは違う単語であることも、すくなくありません。
また、逆に英訳されてる日本の文学作品や映画の題名も覚えていくと便利です。
とくに、今は宮崎アニメに代表される漫画が、若い世代にはやってますから、こ
ういうのは、ちょっと頭に入れていくといいとおもいます。
好きな人が日本人をみつけると、いろいろ聞いてきたりしますよ。
わからなくて、知らない、と言ってしまうか、そこで話に盛り上がれるか。
私も、「千と千尋の神隠し」は、現地の日本語の新聞でみて、英語の題名を知っ
ていたので、たすかりました。
アカデミー賞を取ったときは、ぜんぜん知らない人にまで声をかけられて、驚き
ました。知らなかったら恥ずかしいところでしたね。
基本的なことほど、日本にいたほうが、資料が多くて調べやすいと思います。
私の好きな雑誌は、映画紹介に必ず原題をいれてくれるので、日本から毎号送っ
てもらってました。(中国映画なども、原題がわかるとアメリカの貸ビデオのと
ころで見つけられることもあります。漢字がわかるので便利です)
知らないほうが、色々人に聞けていいわよ。友達になるきっかけにするの。
と私に言った人もいます。
でも。
知ってれば、知らない振りをすることもできるけど、当然知ってるものとして話
をされてしまったら、聞けない状況だってあるんですよ。
こういう本当に勉強すべきでないことだからこそ、簡単に手に入るところで探す
べきですね。
今は、インターネットも普及してるので、どこでもできそうですが、留学して勉
強してるときに、一番足りないものは時間です。
最初は、どんなことでも助けになると思います。
たくさんの「固有名詞」を蓄えていくことを考えてみませんか。