留学先での和服の活用方法

留学先で日本を紹介するかもしれない。
そういうことを考える人は多いですね。
それで、浴衣や着物を持ってくる人は少なからずいます。

でも、それを十分に着こなす技術は学んでこない人が多いですね。
若いから平気。
と私に言った方がいます。
外人にはわからないから、いいかげんでも大丈夫。
と話した人もいました。

本当にそうだと思いますか?

浴衣というのは、本来、お風呂上りなどに着る、リラックスする着物です。
昔の人は、これで日々をすごしていたわけではありません。
普段に着る物は、絽などの夏物の和服があります。

時代小説をよむと、しっかり寝巻きとして描写されてます。
なかには、浴衣をバスタオルにしてるシーンもあります。バスローブですね。

最近は、盆踊りなどへいく服ということになってますが、さ、ここで考えてくだ
さい。
あなたは、近所の盆踊りへいくような気軽な格好で、およばれのディナーなどへ
いきますか?

いきませんね。

なのに、アメリカだと、あちこちで浴衣を使ってる日本人留学生がいるんです。

和服を着るタイミングをまちがえて、アメリカ人がとまどったり、現地の日本人
に影で笑われたりしていることもあるんですよ。

和服にもTPOがあることを知りましょう。
その上で浴衣を持っていってください。

浴衣を着るのは、国際的な行事や、気軽なパーティにしましょう。
間違っても、アメリカ人がスーツや正装しているところには着ていかないでくだ
さい。
着るなら、きちんとした浴衣でない着物です。

手入れの仕方も覚えましょう。
汚れたからといって洗濯して、そのまま次に着る人が、かなりいます。
これでは、本当に寝巻きです。

クリーニング屋さんへいって、糊付けしてもらうのがお勧めです。
でも、その辺のチェーン店に持っていったらだめですよ。後ろで人が働いてるよ
うなところで、きちんと生地をみせて、納得してもらってからやりましょう。
かなり雰囲気がかわります。

たたみ方も、着付けと同時に覚えてください。
和服は、たたみ方でかなり、かわります。
洋服のようにたたんで皺だらけにしてる人も、多いですね。

浴衣は見せるのに手軽な日本文化です。
着付けも難しくなく、楽です。
でも、だからこそ、TPOには気をつけましょう。

ハロウィンパーティや、イベントなどに上手につかえば、それは注目されますよ。

使い方しだいです。正しい判断と技術を持ってください。

アメリカ人で、日本へのホームステイで浴衣の着付けを覚えてもって帰ってきた
人と一緒になったことがあります。
とある、イベントで留学生に浴衣を着付けている横で、彼女は、自分ですっかり
用意してしまいました。

日本人がよばれるところには、日本文化に詳しいアメリカ人も来てる可能性大で
す。
自分の方がしらなかったら、それは恥ずかしいですよ。
浴衣は、つかいかたを間違えないでください。

そして、持って行くなら着付けとたたみ方くらいはマスターしましょう。

そんな暇はない、留学しに行くんだ!と思った方
できないなら、持って行かなくても大丈夫。
自分が着物を着てる写真や、親戚、友達の白無垢姿の写真などで、見せてあげる
だけでも十分、日本紹介です。

中途半端な知識の日本文化は、かえって恥をかくものです。

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留学させるご両親へ
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浴衣くらい、もっていったら、というのは、ご両親に多いみたいですね。

でも上に書いたように、日本でもなれない浴衣ですから、ときにすごく常識はず
れな着方をしてる人もいます。

まず、着付けをマスターしてあげてください。
できるだけ、簡単に着れるように、わかる方にたのんで、あちこち縫い付けても
らうのも良いと思います。
帯結びも、できない人も多かったのにはびっくりしました。
これも、形ができてるものなどにしたほうが、いいかもしれません。

柄などは、地味でも派手でもいいですが、生地はしっかりしたタイプのものにし
てください。
温泉宿できるようなものを持ってきてる男の子もいました。
これは、見ている私の方が恥ずかしかったです。

あとは、小物、髪飾りなど、和風のものも一緒にいれるとかなり違います。
浴衣は特に夏の期間限定のものなので、気がついたときに買いましょう。
わかりやすい着付けの載ってる雑誌なども役に立つでしょう。
経験のない人がみても、わかりませんから、どなたかにアドバイスしていただく
ことをお勧めします。

指導していただけるなら、歩き方もできれば・・・

日本でもみられますが、歩幅が大きくてちょっと、という人が多いですね。
海外で着るのは、イベントやパーティがおおいし、舞台などできることもあ
りますから、歩き方は、意外とポイントです。

女性だけでなく、男性もぜひ、もって行ってもらいたいですね。

TPOさえ間違わなければ、とてもうけのいい日本文化ですから。